フランスの風景 樹をめぐる物語2016年06月25日

東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館


フランスの風景 樹をめぐる物語 ―コローからモネ、ピサロ、マティスまで―
東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館へ行きました。





カミーユ・コロー
エトルタ近くの風景
1872年
爽やかな青い空の下、働く女たち。黒い木立、煙るような描き方。
コローはいいなあ。すき。


ギュスターヴ・カイユボット
セーヌ河岸、プティ・ジュヌヴィリエ
c.1870年頃
中央の大きな木、よく描き込まれている。 朱色がところどころポイントになっている、果実、屋根。


カミーユ・ピサロ
オニーの風景
1887年
ドライポイント、紙
いいなあ。
高台にある特徴的な木立。かっこいい。


カミーユ・ピサロ
横長の風景、ポントワーズのエルミタージュ
1879年
アクアチント、紙
かわいい。すてき。
とても部分的に地平線と共に切り取ってる。にじんだ表現が牧歌的。


クロード・モネ
ヴェトゥイユの河岸からの眺め、ラヴァクール(夕暮れの効果)
c.1880年頃
大きい絵。明るく、力強い。
河岸の木々、空の雲に光が差して輝いている。
希望を感じる。
いいなあ。すき。


オディロン・ルドン
ペイルルバードのポプラ
制作年不詳
細く背の高い木々の間からあちらの家の屋根が見えている。
淡い夢の中のような色調。きれい。


フェリックス・ヴァロットン
オンフルールの眺め、朝
1912年
大きい。緑色の世界。
手前の木立、道の横の緑。生命力を感じる。遠くに見えるセーヌ湾も緑色だ。


アンリ・マティス
オリーヴの並木路
1919年
いい。
太い線で描かれてる。優しい。スモーキーな色調。
オリーヴの幹が力強い。生きている。



収蔵品コーナー


フィンセント・ファン・ゴッホ
ひまわり
1888年
ひまわり、ふさふさ。まるでこっちを見ているような花もある。


ポール・セザンヌ
りんごとナプキン
1879-80年
いい安定感。おもしろい。





たくさんの樹の絵画をみて、ゆったりした気持ちになりました。


楽しかったです。
ありがとうございました。




東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館





ゴッホ・「ひまわり(F457)」 損保ジャパン東郷青児美術館所蔵 プリキャンバス複製画・ 【ポスター仕上げ】(8号相当サイズ)