皇室の名宝―日本美の華 1期 ― 2009年10月30日

皇室の名宝―日本美の華
1期:永徳、若冲から大観、松園まで
東京国立博物館 平成館にて。
伊藤若冲の動植綵絵を楽しみにして行きました。
《旭日鳳凰図》 伊藤若冲
高貴。ひとのような顔をしてる。
観ていたらありがたい気持ちになりました。
あらゆる箇所の書き込みが細かい。
足も羽も立体に見えます。
右の鳳凰の声が聞こえてきそうです。
《動植綵絵》 伊藤若冲
30幅すべてが一度に展示されています。
うれしい。贅沢だあ。
『南天雄鶏図』
力強い足。
『梅花群鶴図』
構図も鶴の表情もおもしろい。
『群鶏図』
書き分けがすごい。
『老松白鳳図』
動きのある鳳凰。
声をあげているよう。
華やか。
『地辺群虫図』
たくさんいろいろな虫がいます。
楽しいです。好き。ずっと観ていたくなりました。
《七宝四季花鳥図花瓶》 並河靖之
黒地に浮かぶ桜ともみじのあざやかなこと!
もみじのきみどり色が黒地に映えます。
花瓶のまわり、木から木へ、鳥が渡ってつながっている。
桜の花の色の微妙なグラデーションといい、とてもきれい。
うーんどこまでも細かい!
見入ってしまいました。
観られてうれしかったです。
《七宝月夜深林図額》 濤川惣助
無線七宝です。
水墨画みたい。
雰囲気あってとても好き。
《雪月花》 上村松園
3幅の掛け軸です。
雪は枕草子。
月は源氏物語。
花は伊勢物語。
線がやわらかく、ふくよかでしあわせ。すてき。
楽しい展覧会でした。
2期にも行こうと思います。
このあと
関連展示 平成館企画展示室
大和絵屏風の伝統
平常展
平成館 日本の考古遺物
もみました。
日本の考古遺物、楽しかったです。
土器などで家の近所から出土したものもあって、なんだかうれしくなりました。
その後、本館へ行きました。
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