ルネ・ラリック展2009年08月10日

国立新美術館

生誕150年
ルネ・ラリック
華やぎのジュエリーから煌きのガラスへ

国立新美術館にて。

アール・ヌーヴォーのジュエリー制作者として、
またその後はアール・デコのガラス工芸家として、
頂点をきわめたルネ・ラリック。

ジュエリー時代とガラス時代の作品
約400点をみることができます。


ハットピン《ケシ》
4枚の花びらに省胎七宝の技法が駆使されています。
うす緑に金の縁取りが美しい。
黒のおしべが全体を引き締めています。
華やかで繊細。モダンで優雅。
ほんときれい。

ブローチ《ケシに囲まれた女性の肖像》
ラリックのミューズ、アリスがモデルらしい。
気品があります。

香水瓶《シダ》あるいは《女性の胸像》
これもアリス。
シダって斬新。しっとりしてすてきでした。

ネックレス《羽のある虫の女》
人魚みたいなところが虫。発想がすごいなあ。
堂々と気高く融合してます。

他にもトンボをモチーフにしたペンダントもあって、
虫が気高いんですよねー。羽が繊細でした。


ティアラ《雄鶏の頭》
大粒のアメジストをくわえています。
ど迫力です。
表情がいい。


花瓶《バッカスの巫女》
淡いイエローとブルーがみずみずしい。幸福感。
反射光で青味を帯び、透過光でオレンジ色がかって見える
オパルセント・ガラスだそうです。

立像《噴水の女神、メリト》
茶グレーがかっている。たくさんの噴水の女神の中で小さめ。
端整。好き。


カーマスコットもたくさんありました。
当時発売されたデザインの全種類だそうです。

《大トンボ》
存在感あります。

《勝利の女神》
気迫が伝わってきます。顔がいい。

《彗星》
かわいい。

とてもたくさん展示作品があって
みごたえありました。

楽しかったです。

生誕150年ルネ・ラリック華やぎのジュエリーから煌きのガラスへ - 企画展

東京新聞:生誕150年 ルネ・ラリック 華やぎのジュエリーから煌きのガラスへ

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