ワシントン・ナショナル・ギャラリー展2015年02月24日


三菱一号館美術館

ワシントン・ナショナル・ギャラリー展 ~アメリカ合衆国が誇る印象派コレクションから

三菱一号館美術館へ行きました。

内覧会に参加しました。
写真は主催者より特別な許可を得て撮影・掲載しています。


担当の学芸員さんの解説もありました。
ありがとうございました。



展覧会の感想です。


ウジェーヌ・ブーダン
オンフルール港の祭り
1858年
帆船。
風を感じる。
活気があって、華やか。

展覧会風景_1




ピエール=オーギュスト・ルノワール
花摘み
1875年
筆使い、光がゆらめいて、きらきらしている。


ピエール=オーギュスト・ルノワール
色がきれい。
くねった道を労働者が上がっていく。
筆使いが落ち着いてる。


展覧会風景_2




エドガー・ドガ
牧場の馬
1871年
2頭の馬、夫婦かな。じゃれてる。甘えてる。
傍らにこちらに倒れてる木。
工場の煙。川は濁ってる。
向こう岸の馬が大きい。
自然へのいつくしみを感じる。



エドゥアール・マネ
競馬のレース
1875年
躍動感、疾走感。すき。
いきいきしてる。動いているよう。
足音、砂煙、歓声が聞こえてきそう。

展覧会風景_3


ジョルジュ・スーラ
海の風景(グラヴリーヌ)
1890年
抽象画のよう。
色の集まりが穏やかできれい。


展覧会風景_4




エドガー・ドガ
舞台裏の踊り子
1876/1883年
小さい絵。
こちらにパトロンがいる。
当時の世相がわかる。


ピエール=オーギュスト・ルノワール
アンリオ夫人
1876年
国立新美術館の展覧会でみことがある。
20110829ワシントン・ナショナル・ギャラリー展 /国立新美術館
目にピントが合っていて、あとは優しくぼかしているよう。
だから目がとても印象的。引き付けられる。
美人で知的。


ピエール=オーギュスト・ルノワール
猫を抱く女性
1875年
両頬、鼻がぽうっと赤くて女性らしくて可愛い。
近くで見ると筆致は力強い。
離れて見るとやわらかい印象。

展覧会風景_5



アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック
カルメン・ゴーダン
1885年
小さい絵。
彼女の顔は横を向き、前髪がかかってよく見えない。
赤毛の女性。
哀愁漂う。魅かれる。


アンリ・ファンタン=ラトゥール
皿の上の3つの桃
きれい。すき。
カリリッとしてる。
20110829ワシントン・ナショナル・ギャラリー展 /国立新美術館
で見た。



ピエール=オーギュスト・ルノワール
皿の上の桃
1902/1905年
しあわせそう。



エドゥアール・ヴュイヤアール
イル=ド=フランスの風景
1894年
のどかな田園風景。
畑は区画され、色を置いているよう。
素朴な気持ちになる。くすんだ色調がいい。



展覧会風景_6


ヴュイヤアールの小作品が並んでいて、5つの作品が面白かった。
日常のスナップのような画の切り取り方。
色を置いているような独特の描き方。
おもしろい。




展覧会風景_7





展覧会は、優しい印象の作品が多く、コレクターの趣味が伝わってきました。

小さな作品がたくさんありました。
小さななかにしっかり世界が広がっていて、じっと見ていたくなる作品が多くありました。




すてきな展覧会に感謝です。
ありがとうございました。



三菱一号館美術館_建物
写真はすべてRICOH GRにて撮影




ワシントン・ナショナル・ギャラリー展 ~アメリカ合衆国が誇る印象派コレクションから
ワシントン・ナショナル・ギャラリー展 |三菱一号館美術館
会期:2015年2月7日(土)~5月24日(日)
開館時間:10:00~18:00(祝日・振替休日除く金曜のみ20:00まで)
※入館は閉館の30分前まで
休館日:月曜休館(但し、祝日の場合は開館/4月6日、5月18日は開館)





コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
このブログのタイトル(ひらがな6文字)を記入してください。スパム対策です。

コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://saw.asablo.jp/blog/2015/02/24/7586930/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。