お花見day ― 2014年04月01日
お天気もよくて気持ちよかったあ。

あちこち桜をみてお散歩しました。
斜めになった太陽の光が
満開の桜に当たって美しい。

おいしいパンを買ったので
ベンチで桜を見ながらおやつタイムしました。
川沿いもお散歩。
ちょうど夕暮れから夜桜でした。

空じゅう桜で埋まっていました。
今年もこうしてお花見できたことに感謝です。
しあわせ。
ラファエル前派展 ― 2014年04月04日

テート美術館の至宝
ラファエル前派展
英国ヴィクトリア朝絵画の夢
森アーツセンターギャラリーへ行きました。
オフィーリア
ジョン・エヴァレット・ミレイ
1851-52年
顔がとてもリアル。
後にロッセッティの妻になる女性にバズタブでポーズをとらせて
描いたそう。
ペグウェル・ベイ、ケント州
-1858年10月5日の想いで
ウィリアム・ダイス
1858-60年
独特な色合いの絵。
海辺と人々が描かれている。
手前にきれいなドレスを着て、貝を拾っているのかな、は、
作者の家族。
作者自身も右奥に描かれている。
空には彗星も見える。
セピア色の空間に
色々な時間や出来事が
同時に詰め込まれたような不思議な感覚がした。
プロセルピナ
ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ
1874年
プロセルピナとはローマ神話の女神。
縦長の大きな絵。
少し振り返ったようにこちらを見てる。
その目に見られてどきどきした。
とてもパワーのある絵。
非常に印象深かった。
ラファエル前派の絵画がたくさん一度に見られて
勉強になりました。
ありがとうございました。
チューリップ ― 2014年04月09日
桜の花びらが舞う中、
チューリップのつぼみが開きました。
クリックすると拡大表示します。
トラックバック企画「ボケ」に参加。
RICOH GXR
+
GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO
にて撮影。
超絶技巧!明治工芸の粋―村田コレクション一挙公開― ― 2014年04月26日

超絶技巧!明治工芸の粋―村田コレクション一挙公開―
三井記念美術館へ内覧会に行きました。
清水三年坂美術館の所蔵品の選りすぐり、約160点がみられる展覧会です。
並河靖之の七宝が大好きなのでとても楽しみ♪
MIZAR-TEC 単眼鏡MD-718
会場内の画像は主催者の許可を得て撮影・掲載しています。
【七宝】
並河靖之
花文飾り壺

黒地に枝垂れる藤の花。白と紫。
花が咲きこぼれてる。壺の膨らみのところから一度持ち上がって枝垂れていく藤の房がいい。
単眼鏡で隅々まで見ると楽しい。蓋のところの模様や色もすてき。
いつまででも見ていたい。
並河靖之の作品を初めてじっくりみたのは、東京国立博物館の「皇室の名宝―日本美の華 1期」ででした。 《七宝四季花鳥図花瓶》に魅了されました。
記事:皇室の名宝―日本美の華 1期 ― 2009年10月30日
七宝焼きは高校生の時、ブローチを制作したことがあります。なかなか大変でした。
並河靖之の作品は本当に考えられないくらい細かくて感嘆のみです。
並河靖之
桜蝶図平皿

地のやや落ち着いた黄緑色が一様ではなく、そこがまたいい。深みがある。
蝶が中央に向かって舞って集まっている。
周囲の白い花が地の黄緑色とバランスがいい。全体をさわやかにまとめている。
華やかさも増している。
並河靖之
花鳥図飾り壺
黒地に桜の花が満開。
桜の花の色が、白からピンクまで微妙に違っていてすてき。
やっぱり地が黒の作品が好きだなあ。
黒の色もいい色なんだ。
並河靖之
花鳥図棗
並河靖之は棗の作品は数が少なく貴重なんだそう。
モスグリーンと金色の色合わせに品を感じる。
蓋には枝にとまる鳥。
側面は幾何学模様。幾何学模様が絶妙でいいな。
並河靖之
蝶に花の丸唐草文花瓶
縦長の花瓶。
地に、少しくすんだブルー、乳白色、モスグリーンを、縦に黒の線で区切って配している。
花と蝶は地の色の配置に関係なく舞っている。
落ち着いたイエローの花が地の色に効いている。
おしゃれでモダンな印象。
上から
桜蝶図平皿
花鳥図飾り壺
花鳥図棗
蝶に花の丸唐草文花瓶
並河靖之のすてきな世界にうっとり。
濤川惣助
藤図花瓶
白い藤の花は無線七宝。
にじんで溶けていく。
全体に淡い色で上品。
【薩摩】
錦光山
花見図花瓶
全体が淡い、品のある黄金色にふわーっと輝いて見える。
上の方が透けていて、アール・ヌーボーを意識している。
絵柄も色もしあわせそう。
司山
組輪文茶碗
小さい。内側の幾何学の模様がたいへん細かい。きれいだなあ。
錦山
祭礼図鉢版
小さい皿。小さいから拡大鏡が付いている。
お祭りの様子。小さくても楽しそうなのが伝わってくる。細かい。
【刺繍絵画】
無銘
瀑布図
刺繍でできた絵画。
水の表現がすばらしい。思わず近寄ってひと針ひと針を確かめた。
糸の色も微妙に変えている。刺す向きも複雑。うまく滝壺のあたり、流れを表現している。
シルクの糸が輝いていてきれい。
【金工】
駒井
吉祥図飾壺
とても細かいので拡大鏡が付いている。
精緻。少しオリエンタルな雰囲気もする。
正阿弥勝義
瓢箪に天道虫花瓶
金属だと言われなければわからないだろう。
よく見ると彫刻刀の彫り跡っぽいのが全体に見えていて、木彫りでできてるみたい。
ひょうたんの長い口のところ、てんとう虫がのぼってる。飛び立とうとしている瞬間なのか、羽が少し出ている。
ちょっとおちゃめ。
【印籠】
柴田是真
沢瀉片喰に蝶図蒔絵印籠
是真は風流だなあ。
実にしゃれている。
蝶は色で表しているのではなく黒地にいるから、そこがまたいい。
ふっと力を抜いているところが粋。さずが。
【刀装具】
鈴木美彦
四季花鳥図揃金具のうち鐔
風に吹かれてしなっている。
単に美しく咲いている花を描くのではなく、風にしだかれている様子を描いている。風流だ。
【自在】
明珍
蛇
はって前進している姿で展示されている。多くのパーツを繋げてできている。
胴部は260のパーツを繋いでいるそうで、とぐろを巻いたり、自由に動かせるそう。
多い!細かい。
本物みたい。許されるなら動かしてみたい。
高瀬好山
蟷螂
カマキリ、細くてきゃしゃで、存在感がある。生きてるみたい。
顔もリアル。目のあたり、どきっとした。
【牙彫・木彫】
安藤緑山
竹の子、梅
大きなタケノコ。
1つの象牙からできている。彩色してある。
梅も葉も全部つながっている。
タケノコの皮がはがれそうなところなど、どうやって彫ったのだろうと目をみはる。
安藤緑山
蕪、パセリ
カブがリアル。おいしそう。
とても楽しい展覧会。
いくらでも見ていられる。
細かかったなあ♪
素晴らしいコレクション、楽しい展覧会に感謝です♪
清水三年坂美術館の村田館長がいらしゃっていて
監修の村田先生と、村田館長も一緒に作品解説してくださいました。
終わった後お話もできたし、うれしい♪
ありがとうございました。
並河靖之は常設展にいつも4,5点は展示しているそうです。清水三年坂美術館へ行きたいな♪
RICOH GR
にて撮影。
超絶技巧!明治工芸の粋―村田コレクション一挙公開―
会期:2014年4月19日(土)~7月13日(日)
会場:三井記念美術館
開館時間:10:00~17:00 入館は16:30まで
金曜日は19:00まで 入館は18:30まで
休館日:月曜日、5/7(水)
但し4/28(月)、5/5(月)は開館
清水三年坂美術館
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