円空展 ― 2013年04月05日

「飛騨の円空―千光寺とその周辺の足跡―」
円空仏、好きなので楽しみにして行きました。
歓喜天立像(かんぎてんりゅうぞう)
江戸時代 17世紀 岐阜・千光寺蔵
頭が象、からだは人間という2体の神が抱き合う姿。長い顔の側面の線は牙。7年に一度しか開帳されない秘仏です。厨子に納められたままなので全体を拝むことができるのは初だそうです。静かにいつくしみ合っている。組んだ手があたたかい。
護法神立像
江戸時代 17世紀 千光寺蔵
木が生きてる。生きたままの木。ぐんぐん伸びてる。木の生命力を感じます。元気になる。
八大龍王像
江戸時代 17世紀 千光寺蔵
強い。木もこげ茶。パワーを感じます。
岩の上でとぐろを巻いて、頭を持ち上げる龍の姿。
柿本人麿座像
江戸時代 17世紀 東山神明神社蔵
ほんとうまいです。烏帽子がこちらに斜めに出てる。バランスがよい。
斜めに座って左腕に重心をかける姿は人麿像の定型。
着物の流れもよい。
顔の大きさも小さめで締まっている。ふんわりした衣。
顔もいい。穏やかな笑み。かわいい顔。たくみに表現してる。
座っていて流れがある。
薬師如来像
江戸時代 17世紀 熊野神社蔵
おだやかでいい顔。
ほっとします。素朴な表情。眉が太いです。
木を素材として何かを創っているのではなく、木のままでその中にいる神を形にしてるという感覚を受けました。
楽しかったです。
すてきな企画展をありがとうございました。
飛騨の円空-千光寺とその周辺の足跡- | 東京国立博物館 特別5室[上野公園] | 2013年1月12日(土)~4月7日(日)
東京国立博物館 - 展示 日本美術(本館) 東京国立博物館140周年 特別展「飛騨の円空―千光寺とその周辺の足跡―」
さくらをモチーフとした作品がたくさんありました。
お花見をしている様子を描いた浮世絵がよかったなあ。
まわりながらスタンプラリーしました♪

わーい。ありがとうございます。
きれいになった東洋館もみてきました。
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