お散歩2011年06月08日

梅雨の晴れ間に

気持ちいいのでお散歩しました。

カメラを持って。


運動しているひと、ベンチでおしゃべりしてるひと、カルガモの親子を眺めているひと。みんな思い思いに梅雨の晴れ間を楽しんでる。

レンブラント展2011年06月11日

国立西洋美術館

レンブラント 光の探求/闇の誘惑

国立西洋美術館へ行きました。

レンブラントの版画が約110点も出展されいます。その他に絵画と素描。

こんなにたくさんのレンブラントの版画を一度に見るのは初めてです。

明暗表現をじっくり見たいなと思って行きました。



スヘルテ・アダムスゾーン・ボルスウェスト
《月明かりの風景》
(ルーベンスによる)
1638年頃
好き。空には星がいっぱい。水辺で草を食む馬。水面に月が映ってる。
静か。ゆったりしている。
夢の中みたい。ロマンチック。


レンブラント・ファン・レイン
《ユダヤの花嫁》
1635年
存在感あります。女性の服の質感もわかる。
大らかな感じのひと。性格までも伝わってくる。


レンブラント・ファン・レイン
《蝋燭の明かりのもとで机に向かう書生》
1642年頃
究極に暗い版画。
闇。
じーっと見てたら闇のなかで机に向かい、読み物を広げ、左手を頬に当ててこちらを眺めている男性が浮かんできました。
ほんと暗い。楽しい。


レンブラント・ファン・レイン
《3本の木》
1643年
全体に胸がざわさわしました。
そのなかで3本の木が集まって生命力を感じます。
木の辺りの光が明るく、悲しみのかなに差す希望に感じました。


レンブラント・ファン・レイン
《ユダヤ人医師エフライム・ボヌス》
人物の持つ雰囲気、性格までも伝わってきます。
気難しそう。
手前の湾曲した手すりも構図が面白い。


レンブラント・ファン・レイン
《貝殻》
1650年
巻貝。模様が入っています。
真ん中にどーんと大きく描かれています。
好き。
異国の香りがします。



レンブラント・ファン・レイン
《ヤン・シックス》
1647年
暗い室内描写の完成、といえる作品だそうです。
窓にもたれ、立つ男。
違う紙で刷ったものが一緒に展示されています。
和紙が好き。


レンブラント・ファン・レイン
《柳の側の聖ヒエロニムス》
1648年
和紙は真っ白ではなく少し黄色いんです。光が暖か。陽光を感じます。
和紙は雰囲気あるなあ。和紙で刷ったものが好きだなあと思いました。


レンブラント・ファン・レイン
《アトリエの画家》
1628年頃
油彩です。
イーゼルのキャンバスが絵の中央に大きく描かれています。
縁が光が当たって白くはっきり強調されてる。
イーゼルの足が太い。手前の足はこちらへ向かって開きグッとしっかりと床を踏みしめて立っている印象。
堂々としてる。
画家の、これから絵でやっていく、という強い意思を感じました。


レンブラント・ファン・レイン
《レンブラントの母》
1631年
とても細かいです。
顔のしわ、ケープ。
質感まで伝わってきて愛を感じます。


レンブラント・ファン・レイン
《善きサマリア人》
人物が動いているよう。
光、犬の毛。それぞれに動作する人物たち。
表現が豊かです。
好きだなあと思いました。


レンブラント・ファン・レイン
《書斎のミネルヴァ》
大きな油彩です。
ミネルヴァは知恵の神、そして戦いの神。
兜を脱いだミネルヴァは芸術の庇護者として描かれています。
迫力あるなあ。
堂々としている。 繁栄を感じます。とてもよかったです。


レンブラント・ファン・レイン
《ヘンドリッキェ・ストッフェルス》
1652年
油彩。
ふんわり、やわらかい肌。
大きな潤んだ瞳が魅力的です。


レンブラント・ファン・レイン
《エッケ・ホモ(民衆に晒されるキリスト)》
手前に群衆がいない構図。そして台の下に穴が開いている。
台がこちらにせり出して見えます。
他の、前面にも群衆がいる構図とは印象がかなり違ってくるものだな、と思いました。




小さい作品が多く、細かさに驚きました。
暗い版画もよく見ているといろいろなものが浮き上がってくるのが面白かったです。


版画とは思えない繊細な表現力に驚嘆しました。


同じ版画でも紙を変えると印象が違って興味深かったです。和紙は少し黄色いので光が暖かい。線もにじんで柔らかい穏やかな雰囲気が出ています。
和紙ではない紙で固い線があっている作品もあったので、 表現したいものによって紙を変えるといいんだな、と思いました。


和紙を使うという着眼点の新しさもすばらしい。いろいろな紙で何度も刷ってみてレンブラントの研究熱心さがわかります。


柔軟な発想や行動がすてきな作品を生み出したんだなと思います。



楽しい展覧会でした。ありがとうございました。



このあと常設展示と 奇想の自然-レンブラント以前の北方版画 をみました。

レンブラント 光の探求/闇の誘惑 ―版画と絵画 天才が極めた明暗表現―

国立西洋美術館

奇想の自然-レンブラント以前の北方版画2011年06月11日

国立西洋美術館

国立西洋美術館 版画素描展示室




アウグスティン・ヒルシュフォーゲ
《岩山に挟まれた川のある風景》
1546年
風景画。田舎の自然がいいな。



ピーテル・ブリューゲル原画のエッチングがよかったです。
作家名:ヨハネス・ファン・ドゥーテクム/ルカス・ファン・ドゥーテクム

《休息する兵士たち》
中央に木がある構図が大胆。

《田園の憂慮》
丘から平地を眺める視点。
蛇行する川と船。人々が見える。

《ベルギーの四輪馬車》
手前の丘を、荷台をうねらせて下る馬車。
遠くに海なのか川なのか、そこに船が見える。

《アルプスの風景》
険しい山と清々しい空がいいなあ。



Bunkamuraザ・ミュージアムでブリューゲルの版画は見たことがあります。
その時の記事はこちら→ ブリューゲル 版画の世界



奇想の自然-レンブラント以前の北方版画

国立西洋美術館

国立西洋美術館 常設展2011年06月11日

常設展も見ました。

国立西洋美術館の常設展は大好きです。



今回特に印象に残った作品と感想。

ヴィクトリア・デュブール(ファンタン=ラトゥール)
《花》
花がみずみずしい。



藤田嗣治
《坐る女》
1929年
油彩です。
繊細。優美です。日本画のよう。
背景が金箔が貼ってあるみたい。



マックス・エルンスト
《石化した森》
1927年
シュルレアリスム。
彼は森について「自由であり、囚われてもいる」と言ったそうです。
グラッタージュという技法で描かれています。
森が内に秘めた力強さや神秘を感じます。




午前中降っていた雨が上がって、中庭の緑がきれいでした。

その緑を眺めるように展示されている
オーギュスト・ロダンの彫刻《接吻》がすてきでした。

中庭






帰りにショップに寄ったらモネの絵がデザインされた一筆せんを発見♪
とてもかわいいの!買っちゃった♪うれしいな。

楽しかったです。
ありがとうございました。