ルオーと風景展2011年06月18日

汐留ミュージアム

ルオーと風景

パナソニック電工 汐留ミュージアムへ行きました。


ルオー大好き!
マドレーヌにも会いたいな♪





第1章 巨匠に倣いて ―古典主義的風景画


《湖》
1897年
水彩とパステルの小さな絵。
くすんだ緑がいい。にじんている、山、湖のほとり。
細かい人と建物。
すてき。好き。


《人物のいる風景》
1897年
大きい絵。以前「ルオーとマティス」の展覧会の時にも見ました。
パルテルなんですね。
月光に照らされて水面が浮かび上がる。光と影の繊細さがレンブラントを思わせます。水面が静かに輝いている。
背景はダヴィンチ、森はコローを模している。
伝統的な風景画。
うまいなあ。


《夜景、イル・ド・フランス》
1906年
小さい絵。
素早く捕えた的確な線。のちのルオー作品の一端を見るよう。
バランスがよいなあ。
オレンジの使い方が好き、上の方の空は深く青くなっている。





第2章 生きた芸術へ ―自然・田園の風景


《ブルターニュの風景》
1915年
水平線が絵のなかの上の方にあるので迫ってくるよう。
俯瞰している構図。
ウルトラマリーンに深い灰色味がかった海と赤褐色の大地の対比。
深く、力強い色と太い線。
好き。
力を秘めている。





第3章 古びた町はずれ ―パリの郊外


《郊外のキリスト》
1920-24年
縦の大きい絵。
月と青みの残る空に画面が輝いている。
きれい。静か。優しくあたたかい。





第4章 「伝説的風景」へ ―版画集『ユビュおやじの再生』から『受難』まで


《朝の祈りを歌え、陽はまた昇る》
(『ミセレーレ』)
1922年
大きく力強い光を放つ太陽が心に響く。
希望と鎮魂を感じました。
静かに横たわる大地が人のようにも見える。
強い線、強い気持ち。


《高慢と無信仰のこの暗き時、
見守りつづける地の果ての聖母》
(『ミセレーレ』)
1927年
モノクロであって輝いて見えました。心洗われる。





第5章 歓喜のヴィジョン ―聖書風景


《たそがれ あるいは イル・ド・フランス》
1937年
赤い夕焼けに包まれた絵。力強い農夫。
インパクト強い。
寄り添って力強く生きていく様。


《夜景 または 秋の風景》
1939年
キラキラきれい。
静かな中に内在する思い。優しいものを感じる。
ボートに向かい合って乗る二人。少しうつむいている。


《キリストと漁夫たち》
1947年頃
青がいい。
入り組んだ入り江の土の赤褐色と
海の灰色を含んだ青緑色がなじんでいる。
色が深いなあ。
深い海と空と陸の色。


《秋の終り Ⅱ》
1952年
好き。神々しい。
黄色が全体を覆う。讃歌のよう。



小さい油彩の作品もたくさん一緒に並べて展示されていました。


《冬 人物のいる風景》
静かで落ち着く。
白と淡いグリーンの絵。


《風景》
好き。大きい白の点で縁取りしている。輝いている。
赤がアクセントになっている。
厚いマティエールが印象的です。


《聖書の風景》
1935-36年頃
好き。色が優しい。素朴な単純化された人物の線と木、水、月がすてき。
優しい色合い。かわいらしい。





ルオーの王国


《キリスト》
1937-38年
好き。
横顔。少しうつむいている。あたたかい。


《道化師》
1937-38年頃
優しい。
瞳を伏せたやさしい表情。
白と淡いグリーンの絵。


《マドレーヌ》
1956年
優しい。見ていると笑顔になる。
大好き。
オレンジと黄色のマドレーヌ。




ルオーの絵画に登場する風景が、彼が人生の各局面で実際に接してきた風景だと知ることができました。内で培ってきたものだからこそ作品が魅力的なのだろうな。これからルオーの絵を見るのがさらに楽しくなりそうです。うれしいです。


楽しかったなあ。
ルオー大好き。笑顔になりました。
いい展覧会をありがとうございました♪



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