南宋の青磁 ― 2010年11月12日

根津美術館創立70周年記念特別展
南宋の青磁
宙(そら)をうつすうつわ
根津美術館へ行きました。
会場:展示室1・2
国宝
青磁下蕪形瓶
龍泉窯(りゅうせんよう)
南宋時代 13世紀
下の丸みが豊かで、とても美しい。
色も表面も実になめらかです。
国宝
青磁鳳凰耳瓶 銘萬聲
龍泉窯
南宋時代 13世紀
なめらか。存在感があります。
青磁碗 銘雨龍
龍泉窯
南宋時代 13世紀
きれいな碗。すーっと広がっていって、形がいい。薄い。
色がきれいだなあ。
青磁輪花碗 銘馬蝗絆
龍泉窯
南宋時代 13世紀
かすがいがいなごのようなのでこの銘が付けられたそうです。
青磁輪花洗 銘青海波
龍泉窯
南宋時代 13世紀
潤っていてたっぷりとしている印象です。
青磁双魚文盤
龍泉窯
南宋時代 13世紀
かわいい。
青磁洗(米色青磁)
官窯
南宋時代 12-13世紀
貫入が結晶のよう。展示の光の当て方もあるのかな、大理石とかみたい。
青磁輪花碗
官窯
南宋時代 12-13世紀
貫入が光って、貝のよう。
青磁壺
官窯
南宋時代 12-13世紀
大きい壺です。
すごい迫力。壺全体に大きい貫入。その中に無数の小さい貫入。
陶片もたくさん展示がありました。
一個一個見てると、おもしろいなあと感じました。
展示室6 炉開きの茶
黄瀬戸宝珠香合
美濃
桃山時代 16世紀
あ、これ、前にも見たことある~。好きです。
そのときの記事はこちら 胸中の山水・魂の書 2010年03月13日
小さくてかわいい。しっとりしてる。
てっぺんの緑が抹茶みたいで、ちょっと和菓子みたいでおいしそう(笑)。
たくさんの青磁の名品をみることができて楽しかったです。
ありがとうございました。
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