いちょう並木2009年12月04日

神宮外苑いちょう並木

外苑のいちょう並木をお散歩しました。

歩道は、いちょうの葉っぱで一面黄色。

お天気良くて気持ちよかったです。


明治神宮外苑 Meijijingu Gaien

THE ハプスブルク2009年12月04日

国立新美術館

THE ハプスブルク

国立新美術館へ行きました。



オーストリア皇妃エリザベート
フランツ・クサファー・ヴィンターハルター
髪に散りばめられた星の髪飾りが印象的。
美しいひと。華やか。


矢を持った少年
ジョルジョーネ(本名ジョルジョ・ダ・カステルフランコ)
暗い画面から浮き上がる
こちらを見る瞳にひきつけられました。
不思議な魅力。
甘く、それでいて儚いもののような。
切なくなる瞳。


聖母子と聖カタリナ、聖トマス
ロレンツォ・ロット
ブルーのドレスに品がある。やわらかくしっかりとした存在感。
自然の風景、光のなかで描かれていて、
絵全体がさわやか。


白衣の王女マルガリータ・テレサ
ディエゴ・ベラスケス
幼くも品がある。
ベラスケスが王女を見る愛しい気持ちも伝わってくるよう。
背負った運命の切なさも感じる。


皇太子フェリペ・プロスペロ
ディエゴ・ベラスケス
かわいい。
はかなげ。
大事にされているのがとてもよくわかります。


ヤン・ファン・モントフォルトの肖像
アンソニー・ヴァン・ダイク
表情、目がとてもいい。人柄が伝わってくるようです。
動きそう。


読書する画家の息子ティトゥス・ファン・レイン
レンブラント・ハルメンスゾーン・ファン・レイン
画家の、子供を見る優しいまなざしを感じます。



展覧会を見て、
ハプスブルク家の王たちは、
いろいろな芸術を庇護したのだなあと思いました。


THEハプスブルク(ハプスブルク展) 東京・京都で開催!

国立新美術館

ジェラート2009年12月04日

かぼちゃと栗のパイ

「かぼちゃと栗のパイ」を食べました。

かぼちゃジェラートのなかに
栗がたくさん入っていました!
あと、パイのかけらが少し。

ケーキみたいなジェラートでした。
おいしかったです♪

パリヤ

根津青山の茶の湯2009年12月06日

根津美術館

新創記念特別展 第2部
根津青山の茶の湯
初代根津嘉一郎の人と茶と道具

根津美術館へ行きました。



会場:展示室1


~斑鳩庵初風炉 昭和12年6月6日~

鼠志野茶碗 銘 山の端
美濃
桃山時代 16~17世紀
胴のグレー色に、白い文様が静かに浮かぶ。
見込はブルーがかっていてつやがあって、白い文様がきれいに見えました。
外側の亀甲文などの文様が幾何学的にも見えて、茶碗の腰の張った形と個性が合ってるなあと思いました。


~夕日茶会 斑鳩庵開炉 大正13年11月13日~

瀬戸正木手茶入 銘 正木
瀬戸
江戸時代 17世紀
黄土色に、焼けたような茶色が片方の肩からかかっていて美しい。
昼の紅葉のなかの茶会に映えたそうです。

千利休茶杓遠州筒 銘 松本
桃山時代 16世紀
櫂先まで樋が深く通っていて、きれいだなと思いました。

青井戸茶碗 銘 柴田
朝鮮時代 16世紀
大きく開いた姿、薄くて、美しい。
淡い色合いがいい。




コレクション展も観てきました。



展示室2
国宝鶉図と中国の花鳥画

鶉図
うずらず
伝 李安忠(りあんちゅう)
南宋時代 12~13世紀
鋭い目、胸の豊かな白い羽毛、細かい羽の描き。
枸杞の赤い実がアクセント。
ふっとそこにいる感じがした。写真みたい、と思いました。



ホール~展示室3
仏教彫刻の魅力

弥勒菩薩立像
クシャーン時代 3世紀
目鼻立ちや衣装に強く西方の影響が見られます。
どしっとした存在感があります。

如来立像
北斉時代 6世紀
白くて、首が長くて、全体になめらか。
流れるような曲線が美しいと思いました。


陽光溢れるホールでの仏教彫刻の展示、いいなあと思いました。



展示室4
古代中国の青銅器

饕餮文方盉
とうてつもんほうか
殷時代 前13~12世紀
青銅 3個
注酒器だそうです。
四つの脚があって四角くて大きい。
似ていて文様が少し違う3個が部屋の中央に一緒に展示してあります。
3個で一組というのはとてもめずらしいそうです。
周囲にたくさんの装飾がついています。
饕餮の顔が印象的。
ぐるっと周囲をまわってみられて楽しかったです。

双羊尊
そうようそん
殷時代 前13~11世紀
羊が背中合わせに合体していて背の上に器がある。
羊は全体がうろこの文様。
形も模様も隙がなく絶妙。存在感あります。
とても興味ひかれる。おもしろい。


「古代中国の青銅器」のコーナー、とても楽しかったです。
古代中国の人々のデザイン力に感服しました。



展示室5
蒔絵の調度 江戸蒔絵の名品

芙蓉打出硯箱
ふよううちだしすずりばこ
小川破笠(おがわはりつ)・土屋安親(つちややすちか)作
江戸時代 18世紀
蓋表には芙蓉と蝶、蝶は銀かな。蓋裏には竹に螺鈿のとんぼ。
風流ですてき。

百草蒔絵薬箪笥
飯塚桃葉作
江戸時代 18世紀
圧巻。
薬の入れ物は銀細工かな、とてもきれい。
丸いのはパズルみたいになってる。おもしろい。
蒔絵は葉が一面にこれでもかと重なっている様子。かっこいい感じ。
そのなかに蛍がいたりして、遊び心も感じます。



展示室6
雪見の茶

黒楽茶碗 銘 雪峰
道入作
江戸時代 17世紀
真っ黒の茶碗。茶室の空間が締まる感じ。
内側の口縁下で黒釉が抜けていて、その釉抜けの形を雪が積もった峰とみて、銘がつけられたそうです。
もうちょっと近くで見たかったな。




たくさん展示がありました。
とても楽しい展覧会でした。ありがとうございました。



2009年10月7日に新創開館した根津美術館。
すてきな建築です。
エントランス、本館入り口へ向かう途中、しっとりした雰囲気が好き。
館内に足を踏み入れると庭園へ広がるようなホールが気持ちいい。


展覧会を観たあと、
庭園も散策してきました。


根津美術館