奇跡のクラーク・コレクション2013年02月24日


三菱一号館美術館


奇跡のクラーク・コレクション ― ルノワールとフランス絵画の傑作

三菱一号館美術館へ行ってきました。


クラーク・コレクションを東京に居ながらにして見ることができるなんて♪
とわくわくして出かけました。

印象派の作品がいっぱい。


ルノワールの作品が充実しているのですね。






カミーユ・コロー
水辺の道
1865-70年頃
水と働く者のための道と、緑。
あたたかく、少し乾いた風を感じます。
道の人物がアクセントになって絵に動きを与えています。




カミーユ・コロー
ボッロメーオ諸島の浴女たち
1865-70年
すてき。
あちらの柔らかい光、こちらの木の陰、そこにふたり。柔らかい肌の色。
落ち着く。ときめきも感じます。
木の枝や影が煙ったようで深い緑。やさしい。
夢のなかみたい。焦がれる感じ。
空の下が淡く色づいて、夕方なのか、光が美しい。



クロード・モネ
小川のガチョウ
1874年
好き!
黄金色に包まれる秋の木立。小川にも木の葉の色が映って黄色。
ガチョウの動く波紋のみで水を表している。
波紋がこちらに向かって広がってガチョウが近づいてくる。
奥の家の前にはお母さんと子供。
あたたかいのどかな秋の日。自然を讃えているようです。
空は澄んだ青。秋の爽やかさを感じます。




クロード・モネ
レイデン付近、サッセンハイムのチューリップ畑
1886年
好きです。
チューリップ畑は光と色が溢れている。
丸っこい雲が浮かんでる。




クロード・モネ
ジヴェルニーの春
1890年
好き。
優しい色。細かい筆跡。春の風まで描いているよう。
空も細かい筆の向きがあって光を反射して、よく見ると絵具がキラキラしてる。春風みたい。
林の奥に白い家。あたたかい。


カミーユ・ピサロ
モンフーコーのピエットの家
1874年
ホワイト、ブルー、グリーンの雪に包まれた屋敷。
雪に包まれていても温かそう。作業するふたり。人の気配がするからかな.。
生活を感じます。




エドゥアール・マネ
花瓶のモスローズ
1882年
すてき。いい!
輝いてる。
透き通った花瓶と水が光で遊んでいる。
花瓶の下部は豊かな丸み。
淡いピンクのバラ、深紅もアクセント。
咲きはじめ、ぐっと挿されて花が上に乗っていて美しい。



エドガー・ドガ
稽古場の踊り子たち
1880年頃
面白い。
大胆な配置
超広角、短冊を横にしたような横長です。
少女たちの配置がリズミカルで絵がダンスを踊っているよう。ステップを踏んでいる。



ピエール=オーギュスト・ルノワール
うちわを持つ少女
1879年頃
前にルノワール展で見たことがあります。
華やかです。
少女はとてもおしゃれ。
壁の右の方、白とグリーンの大きなストライプがアクセントになっています。
その時の流行がギュッと詰め込まれてる。



ピエール=オーギュスト・ルノワール
テレーズ・ベラール
1879年
ブルー基調と白、全体が青みがかっていて深い。



ピエール=オーギュスト・ルノワール
劇場の桟敷席(音楽会にて)
1880年
今展覧会、注目の作品。
右上の男性は消されている。
肖像画として描いたが注文主は受け取らなかったそうです。



ピエール=オーギュスト・ルノワール
シャクヤク
1880年
躍動して生命力が溢れてる。
大輪の赤い、少し白まざりのもある、シャクヤク。
頭が重くてもたげてる。
緑の濃い葉も飛び出しています。



ピエール=オーギュスト・ルノワール
タマネギ
1881年
タマネギが彼の描く入浴している女のひとみたいな印象です。色、照り、つや、丸み。
テーブルの上にひかれたクロスのトリコロール柄の縁取りが爽やかさをプラスしています。
同じ方向、右上から右下への筆跡が風のよう。








大好きなコローやモネもあってすてきな展覧会でした。
マネの
「花瓶のモスローズ」がとっても好きだなあと思いました。

楽しかった!
ありがとうございました。