北京故宮博物院200選2012年02月17日


東京国立博物館 平成館

日中国交正常化40周年 東京国立博物館140周年 
特別展「北京故宮博物院200選」


東京国立博物館 平成館へ行きました。
たくさん展示があって見ごたえがありました。




第Ⅰ部 故宮博物院の至宝―皇帝たちの名品―

長江万里図巻
趙芾(ちょうふつ)筆
南宋時代・12世紀
海の音が聞こえてきそう。海風も感じます。
悠々とした自然と人々の暮らしが描かれています。
左側の大きな波がいいなあ。
自然の中の人々の暮らし。清々しい。


方盤
戦国時代・前5世紀
面白い模様!虎形の足の長方形の水器。
内面に110匹の龍、そして蛙・魚・亀。
外面に羊に授乳する怪人などがいる。
ほんとおもしろい!


青磁瓶
南宋官窯
南宋時代・12~13世紀
きれい。
全体に貫入が入っています。
内から輝いている。
青に少し乳白色のピンクが入っている。
形も好き。うっとりしました。


豆彩鶏文杯
景徳鎮窯「大明成化年製」銘
明時代・成化年間(1465~87)
とうさいにわとりもんはい
好き。
小さい杯に鶏が描かれている。ひよこもいる。かわいい。
さわやか。


孔雀翎地真珠珊瑚雲龍文刺繍袍
清時代・乾隆年間(1736~95)頃
くじゃくはねじしんじゅさんごうんりゅうもんししゅうほう
絢爛豪華。
刺繍の下に孔雀の羽を敷き詰めている!


第Ⅱ部 清朝宮廷文化の清粋―多文化のなかの共生―
第1章 清朝の礼制文化―悠久の伝統―
黒貂纓金龍文真珠飾冑
清時代・乾隆年間(1736~95)
くろてんえいきんりゅうもんしんじゅかざりかぶと
豪華です。


第2章 清朝の文化事業―伝統の継承と再編―
第3章 清朝の宗教―チベット仏教がつなぐ世界―
宝生仏坐像
インド・パーラ朝・10世紀
きれい。トルコ石、珊瑚、ラピスラズリが使われている。


大威徳金剛(ヤマーンタカ)立像
清時代・17~18世紀
チベットの神、迫力があります。



第4章 清朝の国際交流―周辺国との交流―
乾隆帝大閲像軸
清時代・18世紀
馬に乗る皇帝像。
黒貂纓金龍文真珠飾冑を身に着けています。
西欧風。



楽しかったです。ありがとうございました。

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