「東郷青児 蔵出しコレクション」展 ― 2020年11月10日
東郷青児 蔵出しコレクション
~異国の旅と記憶~
SOMPO美術館へ行きました。
内覧会に参加しました。
撮影は特別な許可を得ています。
「旅」を切り口に約140点の収蔵品が展示されています。
青児美人と呼ばれる絵画以外の作品をじっくりみるのは初めてなので、とても楽しみにしていきました。
感想
会場に入ると旅行鞄や画材などがお出迎えしてくれる。貴重な品々がうれしい。
ぐっと画家の世界に引き込まれる。
青児美人と呼ばれる作品たち。
憂いのある仕草、表情の作品がいいなあ。ダークな色合いも気になる。見入ってしまう。
エキゾチックな女性たちは目ぢから強く描かれている。美しい。
彼女たちの意志の強さを感じる。
それにしてもみんな美人ですてきだなあ。
数少ない男性像が今回3点展示されている。
男性像は初めてみた!うれしい。
《タッシリの男》 1972年 がよかった。砂漠に生きる民の厳しさが伝わってくるようだ。
晩年の作品。
ごつごつとした表面。パレットナイフの跡を残し大胆に描かれている。
意欲や気迫が感じられて、見ていてうれしくなった。
絵画、彫刻、画家のよる蒐集品など、さまざまな展示がありました。たいへん充実しています。初期から晩年までの作品を一堂にみることができて、東郷青児の世界をより深く知ることができました。
すてきな展覧会に感謝です。
楽しかったです。
2021/1/24まで
石元泰博写真展 ― 2020年11月28日
石元泰博写真展
東京オペラシティ アートギャラリーへ行きました。
内覧会に参加しました。
撮影は特別な許可を得ています。
とてもたくさん作品があって、とても見応えがありました。
シカゴを撮影した作品。
子供たちの姿、街の空気感など、作品の世界にすぐに引き込まれた。
4枚の組み写真がしゃれていてかっこいい。
シカゴ、建物の写真。
視点が面白なあ。
日本の近代建築を撮影した作品。
有名な建築家が手掛けた建築がいっぱい。建築好きなので、見ていて楽しかった。
京都、東寺の国宝《伝真言院曼荼羅》を接写したシリーズ。
大型プリント110余が展示されている。圧巻!
鮮やかに艶やかに、品を備えてる。芸術作品の撮影ってむずかしいと思うから、すてきだなあと思った。
スライド上映や映像作品もありました。
美しいと思うもの、面白いと思うものが共感できるものが多くて、とても自然に楽しめました。写真というジャンルにこだわらず、アート好きなひとが楽しめる展覧会、と思います。
ありがとうございました。
12月20日まで。
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