2015-07: きままにろぐ

フランス絵画の贈物－とっておいた名画 ― 2015年07月07日

特別展「住友グループの企業文化力Ⅲ　フランス絵画の贈物　－とっておいた名画」

泉屋博古館分館へ行きました。

フランス絵画、好きなので楽しみにしていきました。

アンリ・ファンタン=ラトゥール
ばら
キラキラしてる。花の厚み、ふんわり感が感じられる。
厚く粘着力のある下地に透明なグラッシ（上塗り）を施す透明感のある彩色法。

エドゥアール・マネ
婦人像
うまいなあ。いいなあ。
横向きに座った女性があちらに上半身、身をひねって顔は見えない。
形を的確に捉えている。
トーンは暗め。味がある小作品。

クロード・モネ
モンソー公園
1876年
印象派のすばやい筆跡。点描みたい。華やか。
女性とこどもが後ろ姿であちらのほうに描かれてる。

ピエール=オーギュスト・ルノワール
静物
1910年代
晩年の作品。
すももかな。
いっぱい、白いクロスの上、帯状にごろごろ。みずみずしい。

パブロ・ピカソ
泉
1921年
小作品。
ギリシャ神話みたい。
人物の手足が力強い。

マルク・シャガール
山羊のいる自画像
1958年
穏やか。すき。
自画像は少年のよう。羊が傍らに寄り添う。
ロシアの教会っぽい建物も見える。三日月が優しく光る。
故郷の想い出。ノスタルジア。

ベルナール・ビュフェ
花
1964年
ビュフェのこういう作風はじめてみた。面白い！シュルレアリスムっぽい。
テーブルの上にダリアをいけた花瓶。3つのダリアの花びらが絵具が盛り上がって、1枚ずつ表現されている。
白黒チェック柄のチェスの箱らしきものが立ってて扉が半開きになってる。大小の感覚もおかしくて、異次元空間への入口みたい。
壁紙は黄色でインパクトある。