メトロポリタン美術館展 ― 2013年01月03日
メトロポリタン美術館展
大地、海、空―4000年の美への旅
東京都美術館へ行きました。
メトロポリタン美術館あこがれです♪
展覧会で見られるなんてうれしい。
絵画54点、彫刻・工芸66点、写真13点の計133点が展示されるというので
楽しみにしていきました。
第1章 理想化された自然
《フローラ》
1654年頃
ふわっと優しい光。
花の精なのかな。
ヤン・ブリューゲル(子)
《冥界のアエネアスとシビュラ》
おそらく1630年代
いろいろな怪物がいる。
細かいなあ。
ピエール=オーギュスト・ルノワール
《浜辺の人物》
1890年
やさしい光と風を感じます。
《音楽を奏でる男女の羊飼いのタペストリー》
南ネーデルラント
1500-1530年頃
男女のひとの立体感など
絵のようにじょうずに表現されています。
ジャン=フランソワ・ミレー
《麦穂の山:秋》
1874年頃
おちついてる構図、地平線も画面中央で。
配置が画面中央へ向かっていて、奥行やダイナミックさもプラスされてる。
フィンセント・ファン・ゴッホ
《歩きはじめ、ミレーに拠る》
1890年
パステルクリームグリーンでやさしい世界。
第3章 動物たち
ヴィッラノーヴァ
鉄器時代、紀元前900年頃
ブロンズ
安全ピンみたいなの。
アヒルが4羽並んでる。かわいい。
おしゃれだなあ。
《ネクタネボ2世を守護するハヤブサの姿のホルス神を表す小像》
エジプト
末期王朝時代、第30王朝、ネクタネボ2世の治世、紀元前360-前43年頃
すてき。
神様なんだ。
気品があります。
上のほうにコブラがついていて、
土台の前面にエジプト文字が書いてある。見ていて楽しい。
デザイン:ルイス・コンフォート・ティファニー
製造:ティファニー・スタジオ
《ハイビスカスとオウムの窓》
きれい。
ガラスであって、絵のよう。
第4章
北ネーデルラント
1600年頃
羊毛、絹、1㎝あたり経糸6本
真ん中にユニコーンがいる。
細かい。
デザイン:ルイス・コンフォート・ティファニー
製造:ティファニー・ファーニス
《花形の花器》
1902-1918年頃
スーッと伸びたまっすぐで細い茎が端正。
花びらも透けて繊細。
オディロン・ルドン
《中国の花瓶に活けられたブーケ》
1912-1914年頃
花瓶には花鳥の柄。
背景はオレンジ色。
花もオレンジ系。
繊細であたたかな絵。
第5章 カメラが捉えた自然
《糸杉》
1889年
全体にクリームパルテルグリーンでかわいい色。
筆使いは力強く、ぐるぐるしている。
渦巻いているよう、風も、自然も、気持ちも。
アンリ・ルソー
《ビエーヴル川の堤、ビセートル付近》
1908-1909年頃
かわいい。
パキッとした色。縦の縞のラインがインパクトあっておもしろい。
エドワード・ホッパー
《トゥーライツの灯台》
安定感。
《カエルの分銅》
メソポタミア
古バビロニア時代、紀元前2000-前1600年頃
カエルのずっしり感がそのままうまく表現されてる。
ミュケナイ
後期ヘラディックⅢC期、紀元前1200-前1100年頃
テラコッタ
タコがデザインされて描かれてる。
魚もいる。
足が自由に伸びていて楽しいな。
《ロブスターのハサミ形の壺》
ギリシャ、アテネ
クラシック時代、紀元前460年頃
ハサミのごつごつしてるところも再現されている。
ロブスターのハサミを壺にするなんて面白い発想だなあ。
ティファニー社
《カエルのモチーフの盆》
1879-1880年
和風。
カエルが蚊にさされている。
蚊が蛇行して一列にいっぱいいる。
ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー
《ヴェネツィア、サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂の前廊から望む》
1835年頃
水面に船が映ってキラキラきれい。
さわやかな空気を感じます。明るい。
ポール・セザンヌ
《レスタックからマルセイユ湾を望む》
1885年頃
いい。
赤レンガ色の手前の陸と街並みが印象的。
湾を挟んであちらの岸も描かれている。
セザンヌはやはり構図だなあ、風景でありながら、張りつめている。
楽しい展覧会でした。
ずーっと昔のメソポタミアのものとか
また、現代のものとか
時代を超えてアートを楽しみました。
タイムトラベルは楽しっ♪ メトロポリタン ミュージアム♪
の意味がわかりました。
お正月そうそう楽しいタイムトラベルをしてきました。
ありがとうございました。
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