マイセン動物園展
パナソニック汐留美術館へ行きました。
プレス内覧会に参加しました。
写真撮影は特別な許可を得ています。
今回はマイセンの「動物」にテーマを絞った展覧会。
出品作品の9割が初公開です。そのほとんどが個人蔵なので、次回公開は未定なんだそうです。すてきな作品をみられる貴重な機会です。
感想
スノーボール貼花装飾蓋付昆虫鳥付透かし壺
大きい壺。たくさんの小花彫刻を貼り付けて磁胎を装飾するいわゆる「スノーボール」は
マイセンを代表するシリーズ。愛好家も多い。
鳥の彫刻も見事だ。
ミニライトが照らしている場所をのぞいてみると、、
なんと、透かし彫りになっている壺の中に小鳥がいる!凝っているし、なんて技術力なんだろう!!
木の幹に横たわるオオヤマネコ
品がある。少し楽しそうな、満足げな表情に見える。食事のあとなのかな♪
しなやかな線が優雅で美しい。
エッサーのセンスが素敵だった。
マックス・エッサー(1885-1945)
1920~30年代のマイセンでモデラーとして活躍した彫刻家。
マイセンにおけるアール・デコ様式を確立した一人で、とりわけベッドガー炻器で制作した動物彫刻で知られている。
ライネケのキツネ
マイセンのアール・デコ。狐物語をベースにしている。見事だ。
カワウソ
ぬるんとした美しい曲線。存在感がある。1937年パリ万博でグランプリを受賞している。
とても楽しかったです。可愛かったし、美しかった。技術の高さもあらためて感じました。
すてきな展覧会をありがとうございます。
マイセン動物園展
7/6-9/23まで
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