「表現への情熱 カンディンスキー、ルオーと色の冒険者たち」展2017年10月16日


汐留ミュージアム

「表現への情熱 カンディンスキー、ルオーと色の冒険者たち」展
パナソニック 汐留ミュージアムへいきました。


内覧会に参加しました。
※特別な許可を得て写真撮影をしております。

RICOH GRで撮影しました。



色、という観点から各作品をみていくと、込められた想いや情熱を感じることができて楽しい。
色にパッションを込めているという感じかな、特にルオーはいつもそう思う。




カンディンスキーは、画風が大胆に変化していくのが分かります。

ヴァシリー・カンディンスキー
《商人たちの到着》
1905年
ひとを色の点で表現してる。いろいろな色がひとだとちゃんとわかる。
ロマンチックな雰囲気。
カンディンスキーははじめはロシアの雰囲気が漂ってロマンチックな画風なんだな。


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クレーの作品もたくさんある。楽しい。

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ヴァシリー・カンディンスキー
《「E.R.キャンベルのための壁画No.4」の習作(カーニバル・冬)》
1914年
表現のために色が重要で形を超えた、という印象。
よく見るとカーニバルの人々がわかる。
質感も不思議、色がふさふさして飛び出してきているよう。色が躍動している。


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パウル・クレー
《ホフマン風の情景(『新ヨーロッパ版画集』第1集》
1921年
優しい色。かわいい。
見ていると楽しい。

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ヴァシリー・カンディンスキー
《活気ある安定》
1937年
抽象画。
音楽弾いて楽しいのかな。色は優しい。

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カンディンスキーとルオーの詩画集もあります。
見開かれている以外のページもビジョンで紹介されていて、みることができます。

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ルオー大好きなのでルオー作品がたくさんあってとてもうれしかった。見たことないすてきな作品もありました。
パリのジョルジュ・ルオー財団の協力により、約20点の初来日作品を含むルオーの作品が展示されています。

特に最後のコーナーはキリストの大作ばかり!文字通り神々しい!!
こころが洗われた~。ほんとルオーいい。

ジョルジュ・ルオー
《キリスト》
1937‐1938年
あたたかい。
汐留ミュージアムのコレクションはほわ~とあたたかさが湧き上がるような作品が多くて好き。
いい絵だ。

ジョルジュ・ルオー
《町外れのキリスト》
1929-1939年
赤い。赤と黒と白。こころがざわつく。そしてひきつけられる強いパワー。
とても気になった。

ジョルジュ・ルオー
《降誕》
1953年
ジョルジュ・ルオー財団
もう造形物だ。
オーラが出てる。力作だなあ。



ルオーの部屋も今回好きな作品がいっぱい。
最後にマドレーヌと白い道化師が並んでふたつ。わあ♪うれしい。
道化師
1937-38年
優しい気持ちになる。落ち着く。
マドレ-ヌ
1956年
見てると笑顔になる♪だいすき。

楽しかった♪ありがとうございました。
またゆうっくり見に行こう!


会場出口には記念撮影コーナーもあります。
 



パナソニック 汐留ミュージアム
「表現への情熱 カンディンスキー、ルオーと色の冒険者たち」
2017/10/17-12/20