~かおりを飾る~珠玉の香合・香炉展2017年06月18日



静嘉堂文庫美術館へ


静嘉堂文庫美術館

~かおりを飾る~珠玉の香合・香炉展
静嘉堂文庫美術館へ行きました。


内覧会に参加しました。


美術館より特別に撮影の許可を頂いています。
RICOH GRで撮影しました。


まず地下講堂へ。
トークショーです。
香合のお話、とてもためになりました。
なごやかな雰囲気で、楽しかったです。ありがとうございました。




展覧会へ。


kou_1

野々村仁清作
銹絵白鷺香炉
御室窯(京都)
江戸時代(17世紀)
首がすうっと伸びて気持ちよさそう。
こんなに細くて長い垂直なものをうまく焼いたものだ。技術が高いなあ。
白鷺の目がいい。下から見上げたらきれいに光って命を感じた。



kou_2

野々村仁清作
色絵法螺貝香炉
御室窯(京都)
江戸時代(17世紀)
きらびやか。金色も入っていて華やかだ。
大きい。南国の貝って感じ。



tenmoku

国宝 曜変天目(「稲葉天目」)
建窯 
南宋時代(12~13世紀)
曜変が丸くはっきりしている。ポップなくらい。
碗のなか、下から上へポーンとはじけ出ているようだ。そして下の方の曜変も碗のふち近くの曜変も同じようにはっきりくっきり。
曜変天目は世界に3つだけ。そのすべてが日本にある。

展示が低い場所なので碗のなかまでよく観察できる。うれしい。





kou_3

吉野山蒔絵十種香道具
江戸時代(18世紀)
金がまばゆい~。豪華だなあ。

kou_4

中身をすべて展示してある。こんなにたくさん入っているんだあ。






kou_5

堆朱桃形牡丹香合
中国・明時代(16世紀)
ハートみたいで可愛い。
桃なのね。厚みといい、ぷっくりした曲線といい、愛らしい。





kou_6

交趾狸香合
中国・漳州窯(田坑窯)
明時代(16世紀末~17世紀前半)
これ猿だよね。猿に見えました。
楽しく創ったんだろうな。




kou_7

呉州赤玉香合
(呉州赤絵小丸)
中国・漳州窯
明時代(17世紀前半)
かわいい。手の中にすっぽり包まるくらい丸くて小さい。赤色もいいな。
これすき。



kou_8

形物香合相撲
江戸時代・安政2年(1855)刊
静嘉堂文庫美術館の所蔵品がたくさん載っています。




kou_9

青磁香炉
中国・南宋官窯
南宋時代(12~13世紀)
ラウンジで外光のもと鑑賞できるのは貴重だなあ。楽しい。
二重貫入が現れている。奥行を感じる。



量質ともに充実で楽しかった。見ごたえありました。
曜変天目をゆっくりみられてうれしかったな。贅沢だあ♪
ありがとうございました。


~かおりを飾る~珠玉の香合・香炉展
静嘉堂文庫美術館
2017年6月17日~8月13日




帰路









コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

※投稿には管理者が設定した質問に答える必要があります。

名前:
メールアドレス:
URL:
次の質問に答えてください:
このブログのタイトル(ひらがな6文字)を記入してください。スパム対策です。

コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://saw.asablo.jp/blog/2017/06/18/8601529/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。