赤いバラ2013年06月20日

赤いバラ

大好きなバラ。


RICOH GR にて撮影。



川合玉堂展2013年06月22日

山種美術館


生誕140年記念 川合玉堂
―日本のふるさと・日本のこころ―

山種美術館へ内覧会に行きました。

竹内栖鳳展のブロガー内覧会の時も参加させていただきました。
山崎館長のギャラリートークもうれしい。
今回も楽しみにして行きました。




玉堂の作品を一度にたくさん見るのは初めてです。


写真は美術館より特別な許可を得て撮影・掲載をしております。




鵜飼
1895(明治28)年
なんと21歳の時の作品です。

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鵜が扇状に広がって動いて、まさに生きているよう。活気があります。

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鵜飼は玉堂が少年時代を過ごした岐阜・長良川の風物です。
会場には鵜飼の絵が数点ありました。





写生帖も見ていて楽しい。
若い頃の写生のうまいこと!そして研究熱心なんだなあと思いました。

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写生画巻「花鳥 15歳写生」
1888(明治21)年
鳥をよく観察して羽の一枚一枚まで丹念に描き込んでいます。細かいです。


写生帖「縮図写生」
1891(明治24)年頃
18歳のころ。応挙の犬の模写がかわいい。うまいなあ。
いろいろな先人のエッセンスを学んでいったのですね。






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好きだなあと思った作品です。

早乙女
1945(昭和20)年
あぜ道はたらし込みという日本画の技法で描かれています。構図も絶妙。
田植えをする女性たちが和やか。

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朗らかな空気が流れています。見ていて笑顔になりました。
女性が歌でも歌っていてこちらに聞こえてきそう。




氷上(スケート)
1953(昭和28)年
すーーっと氷上を滑ってきて目の前に止まる女の子。

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線の軽やかさもすてき。
可愛い。好きです。



「動物をいつくしむ」のコーナーには愛らしい動物がたくさん。
玉堂の動物に対する優しいまなざしを感じました。

双馬
1954(昭和29)年頃
躍動感があっていいです。2頭一緒で仲良さそう。好きだなあ。

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金がうまく使われている作品がありました。

二日月
1907(明治40)年
静かです。
細い二日月に照らされた木。そこに金が使われています。




鵜飼
1939(昭和14)年頃
66歳頃の作品。
炎が金で表現されています。

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かがり火の炎、舞う火の粉、そして火に照らされて輝く川面、岩。 空気にも金が散っている。金が輝いて浮き上がって本当に暗い中の炎の輝きに見えるんです。近づいて観察すると楽しい。







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雨や水の音が聞こえそうな作品もよかったです。



瀑布
1909(明治42)年頃
目の前に大きな滝。見ていていい気持ちになりました。



水声雨声
1951(昭和26)年頃
流れ落ちる水の音が聞こえてきそう。
右上の雨にうたれる木々から左下へ向かう構図もいいなあ。全体が濡れて滴っている感じ。

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「春風春水」、「山雨一過」は色がきれいです。

春風春水
1940(昭和15)年
春の緩んだ水の色。いい色。
俯瞰した構図、少し斜めの切り取り方が、舟を操る人の動きを感じさせます。巧みです。

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山雨一過
1943(昭和18)年
雨上がりの山の緑色が目を引きます。
山道をゆく人が奥行を感じさせます。



「春風春水」、「山雨一過」、「朝晴」などは、構図も興味深かったです。日本画は平面的、簡略的な表現のイメージが強いので、俯瞰していたり遠近法がはっきりしていたりして新鮮でした。

朝晴
1946(昭和21)年
山の尾根を行く人と馬。前景に大胆に松の木々。後景に遠い山脈。
景色が折り重なっています。




玉堂は俳句や書もたしなんでいました。作品の横に俳句が紹介されているものもあります。一緒に見られるのはうれしい。玉堂の世界がより感じられます。






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玉堂の作品をたくさんを見て、いろいろ発見がありました。
豊かな日本の風景を優しく描いている作品が好きです。
楽しい展覧会でした。





鑑賞のあとはカフェ椿の和菓子をいただきました。
「さおとめ」を選びました。

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おいしかったです。ごちそうさまでした。



今回の川合玉堂展は6月30日の日曜美術館で取り上げられるそうです。
こちらも楽しみ♪




山崎館長ともご挨拶できてよかったです。

すてきな企画をありがとうございました。感謝です。





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【特別展】 生誕140年記念 川合玉堂
―日本のふるさと・日本のこころ―
会期:2013年6月8日(土)~8月4日(日)
〔一部展示替 前期:6/8~7/7 後期:7/9~8/4〕
会場:山種美術館
開館時間:午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日: 毎週月曜日 (但し、7/15は開館、7/16休館)

日本画の専門美術館「山種美術館」

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画集 川合玉堂の世界




川合玉堂写生帖 (花鳥編)

浮世絵 Floating World―珠玉の斎藤コレクション2013年06月25日

三菱一号館美術館


浮世絵 Floating World―珠玉の斎藤コレクション


三菱一号館美術館へ内覧会に行きました。



会場で、なぜ三菱一号館美術館で浮世絵展なのかという解説がありました。三菱一号館美術館といえば19世紀後半ヨーロッパのイメージですものね。
浮世絵は後期印象派に根底的影響を与えました。それを検証するために浮世絵をやることにしたそうです。

そして、やるなら一号館らしく。ということで、展覧会に2つのポイントがあるそうです
ひとつは、19世紀のヨーロッパの人々が自分たちの空間で見た気分を追体験しようという点です。一号館は19世紀の建物を再現しているので、暖炉の上に浮世絵が飾ってあったりします。 もうひとつは浮世絵の影響を受けたと思われる19世紀版画と組み合わせた展示です。ロートレックなどと同じ空間で鑑賞することができます。



お話を聞いて、ますます楽しそう、と思いました。



写真は美術館より特別な許可を得て撮影・掲載をしております。





◇浮世絵の誕生


鈴木春信 
唐子 と硝子の甕
宝暦末期
かわいい~♪ 好き♪
暖炉の上にちょこんと飾ってある展示もいい。




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◇春信―錦絵の誕生


鈴木春信 
風流やつし七小町 雨こい
宝暦後期
春信が錦絵に移行する前の作品。

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こちらはきれいな着物の女性がふたり。華やかできれい。

七点揃いは世界でこの1個だけだそうです。貴重なコレクションなんですね。
見られてうれしいな。




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ピエール・ボナール 
家族の情景
1893年
あたたかい。


鈴木春信 
袴着の祝い
明和5年頃
子供を気づかって優しい目。手を引いて、しあわせそうな家族。


鈴木春信 
風俗四季哥仙 神楽月
明和5年頃
華やかな衣装の家族。お出かけかな。

ピエール・ボナールの家族の絵と近くに展示しているの、いいなあと思いました。古今東西どこでも親が子を思う気持ちは一緒なんだなあ。あたたかい気持ちになりました。



春信の錦絵がたくさん展示されていました。すてき!

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鈴木春信 
座鋪八けい 台子の夜雨
明和3年頃
女性が髪結いしてもらっています。
当時の風俗もわかって面白い。着物もすてき。


鈴木春信 
寄門恋 もんによするこい
明和5年頃
朱を大胆に使ってます。印象的。





◇肉筆浮世絵
この部屋の展示の仕方が面白いです。ガラスケースが部屋に点在しているように置いてあるんです。

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江戸の人ごみの中を通るイメージにしてみたそう。
なるほど!すてきです。にぎやかな大通りを歩いているような感覚になりました。



菱川師宣 
若衆弦楽図
元禄初期
線が流暢でうまいなあ。


菱川師宣 
道中図
元禄初期
いいです。色も鮮やか。





◇清長


清長の美人画が並んでいます。 立ち姿がダイナミック。存在感があります。


鳥居清長 
子宝五節遊
享和元年
むじゃきに遊ぶ子供たち。楽しそう。はしゃぐ声が聞こえてきそう。





◇歌麿の遊女


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喜多川歌麿 
青楼十二時 続 寅ノ刻
寛政6年頃
遊女の12時間。オフの遊女の姿も描いている。
12枚揃っています。
弾むおしゃべり。楽しそう。


喜多川歌麿 
青楼十二時 続 未ノ刻
寛政6年頃
楽しそうに戯れてる感じがかわいい。





◇歌麿描く女たち


喜多川歌麿 
女織蚕手業草 十
寛政12年頃
養蚕の仕事をする女性たち。12枚揃っています。
蚕が反物になるまでを物語的に見ることができます。
背景がつながっていてみごとです。

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喜多川歌麿 
縁台の夕涼み
文化元年頃
着物の色が鮮やか。きれい。
柄も細かいなあ。
うちわを持っている女の子の髪型がリボンが段々についてるみたいで可愛い♪

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◇役者絵


勝川春章 
東扇 初代中村富十郎の娘道成寺
安永6年
世界に1枚だそうです。
退色しやすいといわれる紫色が残っています。 状態がいい。
切り抜いて扇にするとよい、と書いてあります。
きれいだなあ。

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◇役者絵


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ロートレックの大きな作品が同じ部屋に展示されています。
東西役者絵という感じでいいですね。楽しい。


初代歌川豊国 
役者地顔六玉川 井手の玉川 五代目岩井半四郎
文化6年

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こちらは色男ですねー。
背景の山吹色がまた鮮やか。


6枚すべて揃っています。
地顔とは素顔という意味です。その役者の筆跡の狂歌もあります。
玉川の6つの名所。
どれも華やかで楽しい。役者がそれぞれ個性的だあ。



初代歌川豊国 
役者地顔六玉川 千鳥の玉川 初代沢村源之助
文化6年

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ほんと着物の紫の柄がきれいです。
状態が実にいい。






楽しい展覧会でした。
状態がとてもよかったです。見ごたえありました。



うれしい企画をありがとうございました。
感謝します。





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浮世絵 Floating World-珠玉の斎藤コレクション
会期:2013年6月22日(土)~9月8日(日)
第1期:6月22日(土)~7月15日(月・祝)
第2期:7月17日(水)~8月11日(日)
第3期:8月13日(火)~9月8日(日)
※会期中2回展示替を行います。
会場:三菱一号館美術館
開館時間:木・金・土10:00~20:00
火・水・日・祝10:00~18:00
*入館は閉館の30分前まで
休館日:月曜(但し、祝日の場合は翌火曜休館。9月2日は18時まで開館。)
特別協力:川崎・砂子の里資料館
浮世絵Floating World-珠玉の斎藤コレクション|三菱一号館美術館
三菱一号館美術館

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浮世絵の鑑賞基礎知識




カラー版 浮世絵 (岩波新書)



梅雨の日2013年06月26日


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雨にかすんでる。


GRは懐が深いなあ。
1か月ちょっと使ってそんなことを感じています。 楽しいです♪



RICOH GR にて撮影。